北の国からポケモンカード

ポケモンカードゲームのデッキ考察などをしています。

シェイミEXとカプ・テテフGXがよく比較されている件


(ご覧の機種によってはフォントサイズが合っていないかもしれませんが、調整の仕方がわからずそのままとなっております。少々見づらいかもしれませんが、ご了承ください。)



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↑登場以来、数々のデッキで採用されてきたシェイミEX。大会上位入賞者のデッキには必ずと言っていいほど採用されていました。


…そしてSMシリーズに入ってからも相変わらず使われ続けているシェイミEX。そんな彼女の前に、強力なライバル(?)とも言うべきカードが現れた…それは。


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カプ・テテフGX。テキストを見ると強いことしか書いてませんね。

サポートをサーチする特性とルギアEXと同じ、エネルギー拘束のないワザ。そして、超タイプのデッキ限定になるものの2体を全回復するGXワザを持ちます。

超タイプという点も強力です。ソーナンスの特性下でも特性が機能しますし、次元の谷で1エネからでも起動できたりしますからね。

また、HPが高い上に弱点はなしと、かなり打たれ強いです。


それに比べシェイミEXは攻撃性能が低いです。そのためベンチに出した後は役割をほぼ失ってしまいます。

さらにEXのため倒されるとサイド2枚を与えてしまいますね。HPが低いせいで尚更倒されやすいです。

「フラダリ、シェイミ

という言葉と共にサイド2枚取られてゲーム終了…という経験をされた方も多いはずです。

しかしカプ・テテフGXはそういった事態になりにくく、しかもいざと言う時のサブアタッカーまでこなしてくれます。


シェイミカプ・テテフは、

・ハイパーボールさえあれば手札事故を解決できるため事故回避になる

・ワザにエネルギーのタイプに制限がなく、ダブル無色エネルギーに対応している 

・↑の理由により入るデッキを選ばない

など似ているところが多いです。


そのため、このカードが発表された時、シェイミと比較した人は少なくないはずです。果たして、実際のところどうなのでしょうか?


シェイミカプ・テテフそれぞれの特徴〉

事故回避カードとして両者を見るのであれば、確実にドロサポにアクセスできるカプ・テテフのほうが強いかもしれません。


シェイミにはカプ・テテフにできないことがあります。

それは、


『サポートを使わなくてもドローできること』


です。

その後更にドロサポを使ったりもできますから、カプ・テテフ以上に多くのカードに触れることができます

そのため、高速でデッキを回したいデッキでは、シェイミのほうが向いています。

この種のデッキには可能な限り多くのポケモンをトラッシュに送る必要があり、直接アクセスするのが難しいダブル無色エネルギーを持ってくる必要がある【よるのこんしん】ビークインや、

大量にポケモンを並べたり、スタジアムやソウルリンクなどのパーツを揃える必要がある【白レック】【Mサーナイトなんかが該当しますね。

いずれも、早期に盤面を完成させたいデッキです。


一方、カプ・テテフは確実にドロサポにアクセスできますので、単に事故回避をしたいデッキと相性がいいです。

また、プラターヌ、N、リーリエなどの使い分けがしやすくなるので、「プラターヌと切りたくないカードがセットでハンドにある」という別な意味での事故にも対処できます。あとは、終盤必要なサポートにアクセスする使い方もできますね。これは、他のデッキのコンプレッサー→サーチャーの動きと少し似ています。



まとめると、

早期に盤面を完成させたいデッキはシェイミEX

事故回避をしたいデッキであればカプ・テテフGX

の方がより相性がいい、ということになります。




ですが、この2枚を併用すると、

例えば、

カプ・テテフでドロサポをサーチ    し、ドロー→その後シェイミで更にドロー

シェイミでサポートを使わずドロ  ーしまくる→その後カプ・テテフを出してドロサポ使い更にドロー、または妨害サポートを使い相手を妨害


などの動きができたり、あとは様々な盤面に対応しやすくなったりします。

そのため、結局は併用した方が強い動きが出来ますね。実際、宮城大会でも多くのデッキで両者がどちらも採用されていました。それらの配分については、デッキの種類によって考えなければならないですね。