第一回ポケカ徒然草~サポートカードにフレーバーテキストが欲しいSM編②+α~
前回の続きです。
①ハウ
初心者御用達のサポート。手札を増やしたいデッキ[バケッチャ(XY4)、Θダブルメタグロス(XY7)、ヨルノズク(XY8)など]での使用が考えられるためガチ対戦で使用されることもあります。
プレイヤーに響きそうなセリフがあったので、これを選びました。
ハウの隣にいるアローラライチュウは未登場です...
②ライチ
美人なのに彼氏いない歴=年齢のしまクイーン。自称、普通のお姉さん。そこそこ強い効果を持っていますが、実戦ではあまり見ないカードです...う〜ん...
③マーマネ
SM2+でまさかのSR登場となったサポートです。イラストはいいですが、残念ながら需要はあまりないです...ちなみに、公式のTwitterでSRの登場が発表された際はN SRとの同時発表でした。身長差といい値段の差といい需要の差といいルックス面の差といい色々と格差が大きすぎるのでは...
人見知りであまり話さない性格のため、合うのはこれくらいでした...
④アセロラ
今のところ、SMシリーズのサポートとしては最強候補のサポートです。
条件付きとは言えAZにはできなかった、ポケモンとついているカードの全回収ができる優秀なサポートです。強い上にイラストはかわいいのでSRは大変な人気を誇っています。
④カリン
現行レギュレーションでは、唯一金銀のキャラクターでサポート化しました。
ちなみに、XYシリーズで登場した(再録含む)サポートの中で、XY、ORAS以外のシリーズのキャラクターでサポート化したのは以下のキャラクターです。
サカキ(サカキの計画)
カスミ(カスミのやる気)
N
タケシ(タケシのガッツ)
カリン
こう見ても、カリンが特別際立って見えます。彼女がここまで優遇されている理由は、言うまでもなくこの名言でしょう。
多くのプレイヤーの心に残ったであろうセリフです。企画「カリンのナイトバトル」はこのセリフを形にしたものと言えますね。
⑤サナ
Nの再録まで、オダマキ博士の観察と共に使われていたサポートです。ついにSRが登場となりました。イラストがとてもかわいいです。
これまでに登場したサポートを一通り終えました。次弾が発売されたらまた考察しようと思います。
続 カプ・テテフGX VS シェイミEX
大型大会が迫り、熱いバトルが繰り広げられるこの頃ですが、
様々なデッキがひしめく環境の中で、デッキの種類を選ばず採用されるのがこの2つのポケモンです。
XYシリーズを象徴する強カードと言えるシェイミEXと、SMからの新参者カプ・テテフGX。いずれもデッキのタイプを問わず採用されるほどの汎用性を誇ります。
カプ・テテフGXが登場した際、
「テテフとシェイミ、どっちがいいか」
と、この2枚がよく比較されていました。
僕は、テテフ1-シェイミ1が安定するのでは、と考えていましたが、実際のところはどうだったのでしょうか?
明確な事実として、シェイミからカプ・テテフへの入れ替えが進み、全体的なシェイミの使用度は減少しています。白レックやMサーナイトなどの例外を除けばこれまで多くのデッキでシェイミ2枚採用でしたが、現在はカプ・テテフ2~3枚の構築やテテフ2-シェイミ1の構築が増えています。よるのこうしんやボルケニオンなどのデッキを高速で回すデッキでも、テテフ1-シェイミ2という構築があります。
全体的なテテフの使用度がシェイミのそれを上回っている理由としては、
・テテフスタートはシェイミスタートほど痛くない
・よりHPが高いテテフは倒されにくい
・いざとなったら攻撃できる上結構なダメージになる
といった点が挙げられます。
やはり、シェイミのHPの低さはかなり痛いですね。環境で使われるポケモンの大半はシェイミを倒せるワザを持っていますし。また、テテフの攻撃できるメリットはかなり大きく、メインアタッカーが倒されても戦闘を継続できるのが強いですね。テテフを採用すれば自動的にサブアタッカーを採用することになるようなものです。
そうは言っても、シェイミはシェイミで高速でデッキを回す、というテテフにはできない個性があります。そのため、速攻を仕掛けるデッキでは今後も使われることになるでしょう。
環境に多いデッキをテテフとシェイミの配分ごとに分類してみました。
①シェイミ>テテフ
早期に盤面を完成させたいデッキです。主に速攻型のデッキが分類されます。
・白レック
現環境ではNo.1の速さで攻めるデッキです。フーパEXが入る上起動のためにデッキを高速で回す必要があるため、シェイミはほぼ4積みされます。テテフは1~2枚程度採用されます。
・Mサーナイト
理由は白レックとほぼ同じです。シェイミはトラッシュできるためシェイミの倒されやすいというデメリットをあまり気にする必要がありません。テテフもMサーナイトデッキとの相性がいいため、1~2枚採用されます。
・よるのこうしん
サポートが少ないですし、ドローはシェイミに頼りがちです。バトルコンプレッサーを引いてポケモンを落としたり、起動のためにデッキに4枚しかない2個玉を何としても持ってくる必要があります。テテフは1枚程度採用されることがあります。
こちらも速攻デッキです。スチームアップのための炎エネルギーを引いたり、ベンチにポケモンを並べたりする必要があります。テテフは1枚採用が多いです。
・ゲロゲジュナイパー
ジュナイパーラインを立てるためにデッキをかなり回す必要があります。また、ガマゲロゲの起動の為に2個玉を持ってくる必要もあります。
②テテフ>シェイミ
宮城大会優勝者はテテフ3枚の構築で、シェイミは0でした。
ミツロットを決める確率をあげるため、テテフは2枚です。シェイミは1枚入れられることが多いようです。
メタルチェーンというエネ加速手段があるため、テテフをアタッカーに切り替えやすいです。
ソーナンスがバトル場にいても特性が使えるテテフの方が優先度が高いです。
③不明確
一般的にはテテフの方が多い構築が多いですが、愛知大会入賞のデッキにはテテフ3-シェイミ4という構築がありました。
まとめると、
・高速で動くデッキはシェイミ>テテフ
・中速型、低速型のデッキはテテフ>シェイミ
・ただし例外もあり、これらの配分については要検討
という感じでしょうか。
ここから記事の本題からやや逸れますが、ご了承ください。
(番外)
シェイミ&テテフ0で組めるガチデッキ
もちろんシェイミもテテフも無くてもデッキはできますが、事故りやすくなったり理想に遠い動きしかできなくなったりするため、ガチ対戦で使うにはやや厳しいものがあります。
ガチ対戦で使われるデッキの中で、基本的にはテテフもシェイミも入れないで組めるデッキを紹介しましょう。
①ニンフィアLO
千葉大会で見事優勝を勝ち取ったデッキです。ポケモンはイーブイとニンフィアのみです。
マジカルリボンで妨害カードを持ってきて相手の動きを阻害し、相手の息切れを狙うデッキです。
マジカルリボンというワザは何でもカードを3枚持ってくることができるため様々な選択肢をとれます。しかしその分持ってくるカードを決めるのが難しく、やや上級者向けのデッキです。
テテフもシェイミも要らないデッキの中では最先端を行くデッキです。
トレーナーズはバトルサーチャーがやや高めですがそれ以外は並程度。主力のニンフィアGXそのものが高いです。(RR1枚で1000~1500円ほど)
②ゲッコウガBREAK
代表的なBREAK進化ポケモンです。XY後期環境でとても高い使用率を誇りました。SMに入ってすぐはジュナイパーやラランテスなどの強力な草タイプの登場や特性ロックの流行の影響を受けやや下火になったものの、最近の千葉、岡山大会でこのデッキの使用者が上位に食い込みました。
こだわりハチマキを使うデッキが増え、非EX/GXかつHP170という高いHPを持つゲッコウガBREAKは一撃で突破されにくいため今の環境にはある程度適応しています。
ゲッコウガBREAKにはこれまで色々なデッキタイプがありましたが、ファイアロー(XY10)を採用した「ファイアローゲッコウガ」という型が主流です。
ゲッコウガBREAKとその進化元はBest Of XYで軒並み再録されておりシングル価格も落ち着いています。
グッズだとバトルサーチャーとバトルコンプレッサーがやや高めです。
ただ、すごいつりざお、釣り人、ミツル、ファイアローなどBest of XYで再録を逃したカードも多いです。釣り人やミツルやファイアローのシングル価格はそこまで高くありませんが、すごいつりざおは少し高いです。すごいつりざお→レスキュータンカ/エネルギーリサイクル、釣り人→エネルギー回収 のように別なカードで補完するのも手かもしれません。
大型大会での優勝歴もあるデッキです。ソーナンスを壁にして相手の動きを鈍らせる間にベンチでゲンシグラードンを育て、ゲンシグラードンが攻撃体制に入ったら高火力の連打で圧倒します。ゲンシグラードンは古代能力Ωバリアを持ち、相手のトレーナーズの効果を受けません。フラダリ、クセロシキ、改造ハンマーなどの妨害を一切遮断するのでベンチで育てやすく、一度攻撃体制に入ると手がつけられなくなります。しかも高いHPを持つため、回復や耐久の底上げをすることで鉄壁の防御力発揮します。
バトルサーチャー以外のトレーナーズはおおむね安いです。
しかし肝心のゲンシグラードンEXとグラードンEXがBest of XYでの再録を逃しています。XYシリーズの時にマスターデッキビルドとプレミアムチャンピオンパックで再録された経験がある上今はそこまで人気のあるカードではないため、安く売られていることも多いです。
また、このデッキに入ることの多かった、ポケモンセンターのお姉さん、マウンテンリング、いいきずぐすり、リピートボール、とつげきチョッキなども再録を逃していますが、そこまで汎用性の高いカードではないためシングル価格は安いです。
第一回ポケカ徒然草 ~サポートカードにフレーバーテキストが欲しい SM編①~
中断していたこのコーナーを再開します。いよいよSM編です。
SMのキャラクターのセリフをまとめたサイトなどがなかったので、分かる範囲で考えました。ご了承ください。
①イリマ
不安定過ぎる効果のためSMから始めた方や一部の物好きな方にしか使われず、ガチ勢からはほぼ見向きもされない不遇なサポートです。(僕はポケモンセンターに来ていたキッズが使ってきて痛い目に遭ったことがありますが)
セリフを調べることができなかったので、わかりやすいセリフにしました。
②ククイ博士
火力補強もドローもしてしまう強力サポート。インフレを感じさせる1枚です。このカードの登場でサカキ様はポケカの環境からほぼ姿を消すことに...
ポケモンSMのCMでもクローズアップされていたこのセリフを選びました。
③リーリエ
ポケモン界屈指の美少女で、みんなのアイドルです。ポケモン公式Twitterでは「最初の番の女神」という二つ名で紹介されました。強さとかわいさ(美しさ)を兼ね備えたカードです。
選んだのはゲームのフィナーレでリーリエとソルガレオorルナアーラの写真と共に映る言葉です。
④ハラ
メレメレ島のしまキング。ゲーム内でも、プレイヤーからも「ハラさん」と呼ばれています。
セリフは大試練の際のものです。
⑤マオ
アーカラ島のキャプテンで、笑顔がとてもキュートな少女です。
完全に私事ですが、SMシリーズのサポートの中では僕が唯一SRを所持しています。イラストが可愛すぎて夢中になりました。現在は僕のMサーナイトのデッキで活躍中です。
セリフはゲームでの初対面時のものです。
残る ハウ、ライチ、マーマネ、アセロラは次回に回します。次回もお楽しみに!
某大会にMサーナイトで参加しました
北海道の某店舗で開催された4月の大会にMサーナイトで挑みました。デッキは当ブログに掲載しているものの中身を少し変更し、N→ポケモンレンジャー、こだわりハチマキ→フェアリーエネに変えました。(非EXの2体はまいまいオドリドリとウソッキーにしました)
1回戦 vsよるのこうしん
お相手ミュウ単独スタートかつ事故で2ターン何も出来ず。その間にMサーナイトを攻撃態勢にし、勝利しました。
2回戦
vsルガルガンGX(夜/昼)+メレシー
テテフスタートで暗雲が立ち込め、フーパで展開、シェイミでドローするもサーチャー3枚が固まってハンドに来るという事故が発生。何も出来ないうちにルガルガンのブラッディアイから準備中のサーナイトへの高火力攻勢を浴び、撃沈しました。
負けこそしましたが、「テテフは2枚欲しいですよね」と、大変ありがたいアドバイスを頂けたので、勉強になりました。
3回戦
展開もドローもしっかりできるいい立ち上がりでした。途中ディスペアーレイのダメージをクリアゲートGXで返されたりしましたが、まんたんのくすりやアセロラで攻撃をかわし、ダメージレースで有利にして勝利しました。
4回戦 vsゲノセクトEX
弱点...廻しゲノセクトが攻撃態勢に入ってからはほぼ何も出来ず負け。ソルガレオはオカルトマニア連打で何とか出来る可能性はありますが、ゲノセクトは全然無理です。勝てません...
アローラキュウコンを使う人が多かった一方、ボルケニオンが1人だけだったので鋼を選んだお相手のデッキ選択が良かったと言えます。鋼はこの方1人だったので、環境を読み違えたとは思っていません。
余談ですが、この試合でMサーナイトサイド2落ちでした...事故でしたが、ほぼ勝てない試合で事故っただけ良かったです。
5回戦 vsダストジジーロン
グッズの管理をしつつ、ベンチのヤブクロンを倒すことでぎゃくじょうの火力アップとダストダスによる攻撃を回避します。最後は時間切れとなり、サイド差で勝利しました。
結果、3勝2敗で決勝進出ならず...勝ち越せただけ良しとするしかないです。負けた2回のうち1回が事故、あと1回が相性負けだったしプレミは殆ど無かったので、構築に欠陥があったのが大きかったです。
大会後、ジュニアの公式大会を控えた子が同じMサーナイトの考察をしており、実力者の方も交えてデッキの検討を行っていたので一緒に考えてみました。その中で、自分のデッキはこうすべきだったと思った点がいくつかあります。
①Nを減らし、1枚にしたのは問題
N1枚ではサイド落ちしやすくなる上サーチャーの塊を流すなどの動きがしにくいです。
②テテフは2枚が良い
テテフ1枚より、2枚の方が事故(テテフスタート、テテフサイド落ち、サーチャーの塊)に対処しやすいです。またテテフ2枚の方が強い動きが出来ることも多く、やはり2枚あった方がいいと思いました。
③ポケモンレンジャーの採用意義
グレイシアやレジアイスはおろか、ガマゲロゲもおらず唯一出番のある可能性があったバクガメス入りボルケニオンとはそもそも当たらなかったので、出番は全く無しでした。そもそもグレイシアやレジアイスはテテフで突破すればいい、とのことで、ポケモンレンジャーはグレイシアとレジアイスの対策の為に入れるのはどうかと疑問を抱くようになりました。
その他にもこんなことが議題になりました。
①非EXに何を採用すべきか
非EXの採用自体は、僕はほぼ確定だと思っています。EXだと3体きぜつで負けになりますが、非EX1体+EXなら4体きぜつしないと負けないので、サイドレースで有利になりやすくできるからです。
その子は大会の時はフーパ(XY11)2体を採用していました。
次元の谷があれば0エネでワザが使え、打点調整ができる優秀なポケモンです。
しかし、そのうち一体はまいまいオドリドリにした方がいいのでは、との指摘がありました。
やはりよるのこうしんは多いので、生きる機会は多いですね。その他のデッキでもEX/GXをワンパン圏内に入れるための打点調整に使えます。
また、一緒に考察をしていたその子のお父さんにミュウ(XY10)もオススメだ、と伝えました。
逃げ0は便利ですし、次元の谷で1エネリンクブラストが使えるため、同じく1エネ起動のゴミなだれダストダスを処理しやすいのも特徴です。
あとは、現環境であればジラーチ(promo)も有力なのではないかと思いました。
Mサーナイトは中打点主体のデッキに強い一方で、ワンパン高火力のデッキにはかなり弱いです。弱点の鋼と除けばそれらのデッキはレインボーフォースや闘デッキなど特殊エネルギーが入っているデッキが多いです。ワンパン高火力以外のデッキでもアローラキュウコンやジジーロンなど刺さるデッキは多いですし、現環境ではかなり効きそうです。また、最近はポケモンレンジャーを入れるケースが少ないため、相手もジラーチに対して無対策である可能性が高いです。ジュナイパーが少しキツいものの、ジュナイパーは最近環境に少なく、オカルトマニアで防御もできるためあまり問題ではないです。1番の問題は全く刺さらないデッキだと壁として以外の出番がなくなることでしょう。
②こわいおねえさんは必要か
こわいおねえさんは次元の谷が溜まった時に使って手札のダブつきを解消できたりしますし、トラッシュに置いて見せておけば相手の動きをけん制できるのでなかなか優秀です。テテフ2枚のデッキなら割と使いやすいですし。ただし事故率が上がる恐れがありBO3(3戦し2勝で勝利)以外の1回も負けられない対戦方式の場合は、事故が許されないため避けた方がいいのでは、という意見が出ました。
まだまだMサーナイトは考えるところが多いです。今後も検討を続けていきたいと思います。
第一回ポケカ徒然草 ~サポートカードにフレーバーテキストが欲しい⑤~
クワガノンGXデッキ ~シェイミ殲滅砲~
徒然草の方を一時中断し、デッキレシピの掲載を行います。今回はクワガノンGXのデッキレシピを。
ポケモン 17
クワガノンGX 2
クワガノン 2
デンヂムシ 4
アゴジムシ 4
カプ・コケコ 1
ガマゲロゲEX 2
シェイミEX 1
カプ・テテフGX 1
サポート 11
プラターヌ博士 4
N 3
フラダリ 2
タケシのガッツ 1
クセロシキ 1
グッズ 17
ハイパーボール 4
レベルボール 4
バトルサーチャー 4
すごいつりざお 1
びっくりメガホン 1
ふしぎなアメ 1
こうかくレンズ 1
こだわりハチマキ 1
スタジアム 2
巨大植物の森 2
エネルギー 13
基本雷エネルギー 5
基本草エネルギー 4
ダブル無色エネルギー 4
[解説]
ふしぎなアメまたは巨大植物の森を利用し最速2ターン目でクワガノンまで進化することを目指します。うまくいかなかった時はアゴジムシ一体を壁にしたりする必要もあるため、アゴジムシは4枚です。ふしぎなアメは1枚のみなので、デンヂムシも4枚です。クワガノンは非GX-GXそれぞれ2枚ずつ。物理的に立てられる限界が明らかですし、ワザを使うエネルギーがどちらも多いため過剰に立てても意味がないためこの枚数です。
HPは70と高いです。逃げエネが2と少々重たいですが、あまり不便は感じません。草タイプなので巨大植物の森に対応。また、ワザはダブル無色エネルギーに対応。威力は20と低めですが草タイプのため弱点を突きやすく、こだわりハチマキ込みだとかなりの威力になるので案外強いです。
HP90なのでレベルボールに対応しています。逃げエネ3と重たく小回りが利きません。上のワザはコイン表ならマヒにできるので急場凌ぎに役立つこともあります。
特性ストロングチャージが強力で、山札圧縮と2エネ加速を同時に行えます。ワザを使う時や逃げる時にエネルギーを大量に消費するこのデッキでは必須級の存在です。攻撃性能もなかなかで、こだわりハチマキを持たせれば180ダメージを出せるのでたねポケモンのEX/GXを処理できます。ただし、逃げエネが3と重たい点には注意が必要です。
・クワガノンGX
このデッキの主力です。自力でのエネ加速ワザとたねポケモンのEX/GXをワンパンできるワザを持ちます。上のクワガノンの特性で高火力ワザを連発していきます。
GXワザはベンチポケモン全員に60ダメージを与えます。小型のたねポケモンなら余裕で一撃で、こうかくレンズを持たせればシェイミEXも倒せます。シェイミを多用する白レックやよるのこうしんならゲームエンドまで持ち込めます。
・カプ・コケコ
逃げエネ0かつダブル無色エネルギー対応で相手ポケモン全員に20ダメージ与えるワザを持つ優秀なポケモンです。逃げエネの重たいポケモンの多いこのデッキで逃げエネ0はかなり便利です。ダメージをばらまけるので、ギガトロンを使う前のお膳立てもしてくれます。下技は必要エネルギーが多いものの、非EXイベルタルなどちょうでんじほうを使いたくない相手の処理をする際に便利です。
・ガマゲロゲEX
ブルブルパンチで相手の動きを阻害し、クワガノンが立つまでの時間を稼ぎます。グッズロックをかけていると相手の進化ポケモンが立ち辛くなるため、ギガトロンを叩き込むスキを作ることもできます。
・カプ・テテフGX
事故回避だけでなくアタッカーもこなします。ストロングチャージでエネルギーをたくさんつければなかなかの火力になります。
・シェイミEX
ダブル無色エネルギーや巨大植物の森などサーチ手段のないカードを強引に持ってくるために必要でした。
サポート
プラターヌ-Nは4-3とあまり特別な配分ではないです。フラダリ2はほぼ確定。クセロシキはダストダスへの対処のために入れています。
タケシのガッツはこのデッキでは必須級の存在です。エネルギーを最大6枚戻せるので、ワザを連発しやすくなります。
グッズ
ハイパーボールとレベルボールは4-4。アゴジムシがいないと何も始まらないため、この枚数です。ふしぎなアメは無理に引く必要もないため1枚に。
スタジアム
巨大植物の森はできれば1ターン目に貼りたいですが、無理に引かなても問題はなく、2枚です。
エネルギー
配分はかなり考えましたが、この枚数に落ち着きました。基本エネルギーは1枚くらい枠を割いてもいいかもしれませんが、ダブル無色エネルギー4枚は確定です。
(その他の候補)
・オドリドリ(まいまい)
よるのこうしん対策カードです。よるのこうしんはこうかくレンズギガトロンで小物とシェイミをまとめて一掃できるのでそこまで不利な相手ではないですが、より確実な対策になります。相手のトラッシュのポケモン数次第ではあやかしのまいとギガトロンを組み合わせることで相手を全滅させられます。この場合、こうかくレンズなしのギガトロンでも一掃を狙えるのが強みです。
・フウロ
主に巨大植物の森をサーチします。ハイパーボールさえあればカプ・テテフからきれいに繋がるので以前より使いやすいです。
・オカルトマニア
使うタイミングが難しいものの、ゲロゲジュナイパーやボルケニオンとのダメージレースで勝ちやすくなります。
・入れ替え手段
(かるいし、ポケモンいれかえ、あなぬけのヒモ/AZ、ゴジカ)
現状逃げる際には逃げエネを払って逃げると決めていますが、欲しい場面もあります。なかでもあなぬけのヒモはギガトロンと組み合わせると強さを発揮します。
・エネルギーリサイクル
タケシのガッツだけでエネルギーの回収が追いつかないこともあるので、候補になります。
・タイマーボール/シンカソーダ
進化ポケモンを呼べる強いグッズです。
・魅惑のポフレ/ターゲットホイッスル
シェイミをはじめギガトロンの餌食となるポケモンを強制的にベンチに出させます。クワガノンGXを見て、シェイミを出すことをためらってくる相手も多くそのような相手に対し奇襲のように使えます。
使用感としては、なかなか強いです。EX/GXワンパンの高火力を連発するのも爽快ですが、こうかくレンズギガトロンで相手ベンチを一掃した時の爽快感はそれ以上です。過去にはよるのこうしん相手にサイド5枚取りを決めたこともあります。
とは言え、このデッキはエネルギーのやり繰りがなかなか難しいです。腕に自信のある方は試してみてはいかがでしょうか。
第一回ポケカ徒然草 ~サポートカードにフレーバーテキストが欲しい④~
XYシリーズのカードの半分くらいについて考えてきましたが、これだけで既に3回も使ってしまいました。いつSMシリーズのカードについて扱えるかわかりませんが、しばらくお付き合いください。
①アズサ
本編以外のソフトのキャラクターでありながらサポート化したアズサ。実戦でもそこそこ使われているカードです。
このカードにもフレーバーテキストを入れようと考え始めた時に、ある問題が発生。それは、
「ポケモンバンク」という単語の扱い。
言うまでもなくポケモンバンクはカードとは無関係の要素。他のセリフにしようにも、彼女のセリフは少なく、セリフの殆どに「ポケモンバンク」という単語が。
そのため、どうしても『ポケモンバンク』という単語が入ってしまいました。これでいいのだろうか…
②サカキの計画
候補のセリフ:
今一度!最強のトレーナーサカキの腕前を見よ!
世界中のポケモンを悪巧みに使いまくって金儲けするロケット団!私がそのリーダーサカキだ!私に歯向かうなら痛い目にあってもらう!
SMに入りククイ博士が登場しめっきり見なくなってしまいましたね…とは言え彼は悪の組織ボスの元祖。彼抜きにポケモンを語ることは出来ません。そんな彼についてもフレーバーテキストを考えました。セリフはそこまでないものの、候補はいくつか挙げられました。フルアート版が2つ存在する珍しいサポートで、折角なので2バージョン用意しました。
③カスミのやる気
初代のジムリーダーの中でも知名度の高いカスミですが、セリフは意外と少なく、ほぼ一択でした。
④タケシのガッツ
カスミ同様、セリフが少なくほぼ一択でした。
主に初代のキャラクターをメインに書きました。XYシリーズはいよいよ大詰め。最後の回は最も使われている2大サポート、プラターヌ博士とNで締めようと思います。
SMについてはその後にします。
一体いつになるんだ…